11月11日は
かわちこども園給食の今年度のコンセプトである
「まごわやさしい献立」の日でした。
まずは
「まごわやさしい」の復習!
もう覚えた方は飛ばしてください!!
ま:まめ類(大豆・豆腐・厚揚げ・小豆など)
ご:ごま類(白ごま・黒ごま・ナッツなど)
わ:わかめ(海藻類)
や:野菜類
さ:魚(魚介類)
し:しいたけ(きのこ類)
い:いも類(じゃがいも・さつまいも・こんにゃくなど)
の頭文字をとったものでしたね!
これを意識して献立を作ると
必要な栄養をバランスよくとることができます。
そして先月からは
お月さまとの関係を意識したメニューにしています。
11月11日は上弦の月でした。
上弦の月とは
新月から満月に向かう間の半月のことです。
半月にも名前があるのですね~*
~上弦の月のメニュー~
☆高野豆腐と鶏肉のトマト煮(高野豆腐、鶏むね肉、玉ねぎ、マッシュルーム、トマト缶、バター、パセリ)
☆さつまいもスティック(さつまいも、米油)
☆野菜スープ(にんじん、白菜、えのき、わかめ)
(※写真は1,2歳児の盛り付け量です。)
午後のおやつには鮭おにぎりを出しました。
上弦の月 当日と前後3日間ほどは
身体の中では心(循環器、小腸、顔面、舌を含む)の活動が高まるので
心を元気づけるような食材を食べるといいと考えます。
心を元気づけてくれる食材には
・赤色食材(トマト、人参、小豆、赤かぶ、りんごなど)
・苦みのある食材(春菊、大根の葉、豆腐、緑茶、野草など)
があります。
夏でしたら、夏野菜(ピーマン、茄子、きゅうりなど)も加わります。
心がお疲れのサインは
・動悸がする
・顔が赤らむ
・舌が痛んだり口内炎ができやすい
・便秘や下痢を繰り返す
などとして現れます。
また、夏に体調を崩しやすい方は
心が弱い傾向にあるので注意してみてください。
さて、今回の献立では
赤色の《トマト》の缶詰を活用して
高野豆腐と鶏肉を煮ました。
トマトは本来夏に旬を迎える野菜ですよね。
身体の熱を取る作用があるので、
夏の暑さでバテやすい身体を元気にしてくれる野菜にひとつです。
しかし
スーパーでは1年中売っているので
いつでも食べることができるし、
赤色はちょっとあるだけで食卓の彩をよくしてくれますね。
そのうえ
特に調理をしなくても生のままでも美味しく
手軽に、野菜を食べたぞ!という感じを得られるので
季節に関わらず、選びがちかもしれません。
旬である暑い夏に、生のまま頂く分にはとってもいいのですが
11月7日に立冬を迎え、暦の上では冬に入った今、
積極的に、しかも冷蔵庫で冷やした状態で食べることはあまりおススメできません。
そうは言っても、トマトが好き♡だったり
お料理で赤色をいれたいな~というときはありますよね。
そんな時は、
せめて常温で使う、
今回の給食のように加熱して使う、
身体を温める食材(ニンニク、生姜、玉ねぎ、ねぎ、香辛料など)
と組み合わせて使う、などを心がけることで
身体を冷やしすぎずに済みます。
また、子どもは大人よりも熱を持っているし、よく動くので
子どもが食べる分には、大人ほど神経質になる必要はないかもしれません。
ただし、体温が低い子どもの場合は、少し気にしてあげてくださいね。