かわちこども園では

【まごわやさしい献立】を月の満ち欠けに合わせて取り入れています。

 

【まごわやさしい】とは

 

ま:まめ類(大豆・豆腐・厚揚げ・小豆など)

ご:ごま類(白ごま・黒ごま・ナッツなど)

わ:わかめ(海藻類)

や:野菜類

さ:魚(魚介類)

し:しいたけ(きのこ類)

い:いも類(じゃがいも・さつまいも・こんにゃくなど)

の頭文字をとったものです。

 

これを意識して献立を作ることで

必要な栄養をバランスよくとることができます。

 

これに

新月・上弦の月・満月・下弦の月

といった月の満ち欠けに合わせて

心と身体が元気になれる食材を取り入れることで

 

うっかりすると偏りがちな食生活に

バランスを取り戻すきっかけにもなります(^^)

 

10月2回目のまごわやさしい献立は

25日の新月🌑に合わせた

まごわやさしい献立でした。

 

メニューは・・・

●鮭のちゃんちゃん焼き

●ブロッコリーの塩こうじ和え

●豆腐のすまし汁

 

午後のおやつは

れんこんの米粉ドーナツを手作りしましたよ♬

 

11月7日は立冬・・・

早いことに、暦の上ではいよいよ冬!!!

 

そして、その前の18日間、

10月20日~11月6日は秋の土用、

季節の変わり目です。

 

天気によって温度差も大きく、体調管理が難しい季節。

 

朝晩は暖房をつけるほど寒くなり、空気も乾燥してきて、

風邪でもないのに、鼻水や咳がでていませんか?

 

まだ日中晴れていると外では汗ばむような暖かさもある今、

実は、身体の汚れ落とし最後のチャンスです!!!

 

乾いたお皿を冷たい水で洗うのはなかなか大変ですよね。

 

身体の中のお掃除も同様。

 

1日3食、食べる度に色々な食べ物が通る食道や胃腸。

歯磨きはしても、ここを掃除することはありませんね。

 

しかも身体の中には洗剤も入れられないし、

ごしごし擦ることもできない・・・

 

寒さが増して冷えてくると汚れは溜まっていく一方です。

 

鼻水や咳をはじめとした、この時期にでる不調は、

身体をキレイにしようとしている身体の反応とも言えます。

 

なので、症状が出ても、できればやたらと薬で抑えないで、出し切ってあげたいもの。

 

とはいえ、毎日のように鼻水が止まらない、とか

咳が出るのは辛いですよね~・・・

 

そんな時、症状を少しでも早く緩和するのに、身体のお掃除を促すような

食事でできるお手当として、いくつか例をご紹介します。

 

〇サラサラ透明な鼻水には・・・

身体が冷えているので、温めるように!

ねぎ、玉ねぎ、にんにく、生姜、にらなどがたっぷりのおみそ汁♬

程よく香辛料(トウガラシ、コショウ、シナモンなど)の辛みも使ってみて。

 

〇ねばねば黄色い鼻水には・・・

不要な水と熱が溜まっているので、巡らせて、どんどん出す!

炎症を取り除くごぼうや、大根おろしを食事に取り入れ、

利尿作用のあるお茶を食後に飲んでみては?

 

〇コンコン乾いた咳には・・・

潤いを与える旬の果物(梨やりんご)を朝食やおやつにとり、

食事ではれんこんや大根などを使って煮物など。

特にれんこんは、気管支系の炎症を癒やしてくれます。

 

これらはあくまで、症状に対処する食事。

同じ時季に同じような症状を繰り返す場合は、

根本から体質を改善する必要があります。

 

でも、季節の変化による体調の変化のことや

食事でできるお手当をちょっと知っていると、

自分はもちろん、家族の不調にも、

慌てず、観察して家でお手当することができますよ(^^)