1月25日は
かわちこども園給食の今年度のコンセプトである
「まごわやさしい献立」の日でした。
2022年も引き続き
「まごわやさしい」の復習です!
ま:まめ類(大豆・豆腐・厚揚げ・小豆など)
ご:ごま類(白ごま・黒ごま・ナッツなど)
わ:わかめ(海藻類)
や:野菜類
さ:魚(魚介類)
し:しいたけ(きのこ類)
い:いも類(じゃがいも・さつまいも・こんにゃくなど)
の頭文字をとったものでしたね!
これを意識して献立を作ると
必要な栄養をバランスよくとることができます。
~下弦の月メニュー~
❆魚のごまみりん焼き(サバ、黒ごま)
❆大豆とごぼうのサラダ(大豆、ごぼう、ささみ、枝豆、人参、マヨネーズ(卵不使用))
❆大根のみそ汁(大根、人参、玉ねぎ、油揚げ、ねぎ)
(※写真は1,2歳児の盛り付け量です。)
午後のおやつには、大学芋★
【下弦の月(かげんのつき)】とは、
満月から新月に向かう間の半月です。
私は朝、青空を背景に、白い半月を見ることができました◐
晴れていると気持ちが前向きになりますね♬
さて、もうすぐ暦の上では春を迎えますが
この冬の間、腎をいたわる生活をこころがけ、
老化防止✨と命の充電ができましたでしょうか・・・?
下弦の月の期間(当日と前後3日間)と冬という季節は
腎の養生が大切である、というお話を先月のブログに書きました。
腎を元気づける食材や、腎が弱っているときにみられる症状などについては
そちらをご参照ください。
今回は腎がお疲れの症状が出ている方が
控えた方がよい食材を載せておきますね。
・乳製品(牛乳、ヨーグルト、バター、チーズ)
・冷たい飲み物
・南国の果物(バナナ、パイナップル、マンゴーなど)
・砂糖
どれも身体の熱をとる作用を持つものです。
乳製品は、手軽にカルシウムを摂れるのでよいものだ!
砂糖は、血糖値を上げるし太らせるから悪だー!!
・・・など、食材をよい・わるいで判断し、
できるだけ”良いもの”を食べたい!と思いますよね。
しかし、その人により、その時により、
“良い”と言われているものでも不都合に作用することもあります。
例えば、
冷え性で血流が悪い人が、毎日牛乳をたっぷり飲んでいたら
乳脂肪は体温で固まってしまうので、血のドロドロはいつまでも治りません。
温めて飲むことで胃腸は冷やさずに済みますが、
食材の効能としては身体の熱を奪ってしまうので、
冷え性も改善されないでしょう。
この時に「牛乳はいいものだ!」と思い込んで飲み続けているとしたら
「自分には合っているか?」を試してみるためにも
一旦、牛乳を飲むのをお休みしてみることをお勧めします。
でも、「どうしても牛乳が好きでやめられないんです!」
という場合は、身体をよく動かすように心がけたり、
温める効能のある食材(生姜、玉ねぎ、みそ、シナモン、ニンニクなど)
を意識的に献立に取り入れるようにしましょう。
「健康のために、我慢、我慢、、、」は
病気が深刻な場合や、スポーツ選手の身体つくりなど、一時的には役立つこともあります。
しかし一方では、心の健康や、豊かさを損なってしまうこともあります。
食材の“いい・わるい”という判断を手放して
心と身体が欲するものを喜んで頂き、
バランスが崩れて不調が出てきたなと気付いたら
今の自分にはどんな効能を持った食材が必要か?
とそこで思考や知恵を活用してバランスを整えていくことが
食の選択肢が豊富な現代を
元気に生きていくコツなのかなと思います。