園の給食で使っている調味料を紹介するシリーズ
第2弾は「塩」☆彡
給食で使っているのは《沖縄の塩 シママース》です。
(※写真は株式会社青い海さんのHPから引用させて頂きました。)
近場なら、よらんかいねぇ広場さんで買うことができます。(2023年2月時点)
汗や涙がしょっぱいことからも分かるように、身体に「塩」は不可欠です。
それにも関わらず「減塩!減塩!」と叫ばれ、食塩摂取量の基準が下げられています。
そのため、年配の方、特に血圧が高い方はお医者さんなどに注意され
塩分を控えようと「減塩」と書いてある商品を使ったり
漬物を食べる量を減らしたり、気を付けているようです。
が、、、ちょっと待った❕
ただなんでも「減塩」すればいいのではありません。
「減塩」と書かれた商品でもちゃんと美味しいのは、
塩の他に美味しくするため余計な何かが入っていることも・・・!?
まずはシンプルに、塩の質を高めてみてはいかがでしょうか。
そのわけは
減塩対象は特に【精製塩】の話なのです。
【精製塩】とは
微細なフィルターや電気を利用して人工的に成分を分離して作られた塩で
ナトリウムの純度が99%以上になっており、舐めるとただしょっぱいだけ💦
人工的に大量に作れるため、安い!
何も知らなければ、その安さに魅かれて購入してしまうことでしょう。
血圧を上げるのはナトリウムですから、【精製塩】は控えた方がいいのは納得です。
一方【自然塩】は
海水を煮詰めたり、天日で乾かしたりしています。
能登には揚げ浜式という伝統的な方法もあります。
こうして作られた【自然塩】にはナトリウム以外のミネラルも豊富に含まれているため
舐めたときにただしょっぱい!というよりは甘味や苦味など複雑な味わいを感じます。
ミネラルの中には血圧を下げる効果のあるカリウムなども含むため
〈塩=血圧を上げる〉とはなりません。
価格を比較すると【自然塩】は高価なので躊躇してしまう気持ちも分かります。
そんな方はまず【再加工塩】に変えてみることから。
【精製塩】と【自然塩】の間のような塩で、給食で使っている《シママース》もここに分類されます。
《シママース》の製造方法は
”メキシコまたはオーストラリアで作られた完全天日塩を沖縄の海水で溶解しながら丁寧にろ過したのち、
じっくりと時間をかけて丹念に炊き上げました。”(株式会社青い海さんのHPから引用)
とあり、一度塩になっていたところに海水を添加して、塩に加工し直しているのです。
この他に有名なのは〈伯方の塩〉。
こちらの方がスーパーでもよく見かけるので、手に取りやすいかと(^^)
いえいえ、【自然塩】に変えます!という方☆
選ぶ時に見るポイントは2つ
①製法が「天日」や「平窯」
②栄養成分欄:ナトリウム以外のミネラルが豊富
※自然のままの岩塩などはナトリウム純度が高いですが例外として【自然塩】です。
でも、きゅうりの板ずりやパスタを茹でる時などの下処理使うのは【自然塩】ではもったいない気がする…
という場合は、下処理では【再加工塩】を使い、味付けには【自然塩】を使うなど分けるといいかもしれません。
もしご両親など身近な方が「最近血圧が高くて・・・」と減塩に励んでいたら
そっと【自然塩】をプレゼントしてみてはいかがでしょうか(^^)♡