かわちこども園では
【まごわやさしい献立】を月の満ち欠けに合わせて取り入れています。
【まごわやさしい】とは
ま:まめ類(大豆・豆腐・厚揚げ・小豆など)
ご:ごま類(白ごま・黒ごま・ナッツなど)
わ:わかめ(海藻類)
や:野菜類
さ:魚(魚介類)
し:しいたけ(きのこ類)
い:いも類(じゃがいも・さつまいも・こんにゃくなど)
の頭文字をとったものです。
これを意識して献立を作ることで
必要な栄養をバランスよくとることができます。
これに
新月・上弦の月・満月・下弦の月
といった月の満ち欠けに合わせて
心と身体が元気になれる食材を取り入れることで
うっかりすると偏りがちな食生活に
バランスを取り戻すきっかけにもなります(^^)
6月1回目のまごわやさしい献立は
21日の下弦の月(かげんのつき)に合わせた
まごわやさしい献立でした
◐鮭の塩こうじ焼き
◐ひじきサラダ
◐なすのみそ汁
(※写真は1,2歳児の盛り付け量です。)
また、午後のおやつは
かわちっこマフィン(米粉とおからのマフィン) じゃがいも入り
でした。
さて
【下弦の月】とは
満月から新月に向かう間の半月のことを言います。
下弦の月の期間(下弦の月当日とその前後約3日間)
は身体の中で「腎」が活発に働きます。
そして
「腎」の母は「脾・胃」です。
しかし
この「脾・胃」はとても湿気に弱い・・・
梅雨に入り、じめじめとした息苦しさを感じるこの時季、
「脾・胃」の元気がなくなると、それに伴い「腎」も元気がなくなります。
(家庭においても、お母さんの元気が子どもの元気に繋がりますね♬)
湿気が得意!という人はあまりいないかと思いますが(笑)
梅雨になると体調を崩すなど、なんらか支障が出るほど苦手な方は、
腸にカビが生えているという説も・・・(少し過激な言い方ですみません)
※「脾・胃」に続いて食べ物を代謝してくれるのは「腸」で、
身体の土台は「胃腸」という考えから、ここからは少し「腸」の話になります。
腸に生えるカビの代表は「カンジダ菌」と呼ばれる菌で、
もともと私たちの腸に存在しています。
その勢いが、他に生存している有用菌の勢いを上回ってしまうと
不調として現れます。
腸に炎症が起こるほどになると、
「リーキーガット症候群」と呼ばれる事態にも。。。
これは、本来ならば腸から吸収されるはずのないモノが通過してしまい
体中に毒素が回ってしまうことでアレルギーなどの不調が引き起こされることを言います。
「カンジダ菌」が大好きなモノの代表は、
小麦粉(グルテン)、砂糖、乳製品。
腸は第2の脳とも呼ばれるほど
私たちの思考力、判断力に影響するものですので
腸の中で「カンジダ菌」が優位になっていると
小麦、砂糖、乳製品が食べたくて仕方がない状態になってしまいます
また意外なことに、
一般的には腸にいいとされている発酵食品も
「カンジダ菌」優位な腸には逆効果な場合もあるとのこと。。。
発酵食品を食べているのに逆に腸の心地が悪いとか
湿気が異常に気持ち悪いなどを感じたら
「カンジダ菌」を疑って、
小麦、砂糖、乳製品がやめられなくなっていないか
自分が口に運ぶものに気を付けてみてください。
6月21日(火)は【夏至(げし)】という大切な節目でもありました。
夏至については先日のブログをご覧くださいね。
▼過去の【まごわやさしい献立~下弦の月~】ブログはこちらから▼
・下弦の月と腎について詳しく▷2021年12月27日
・腎がお疲れの時に控えた方がいい食材について▷2022年1月25日